「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」に、ナギニが人間の女性の姿で出演していてびっくりしました。
しかもめちゃめちゃ美人!(演じているのは韓国人女優のキム・スヒョンさん)
「黒い魔法使いの誕生」に出演しているナギニは、孤独なクリーデンスを支える愛情と、悪に屈しない強さを併せ持つ、とても素敵な女性に見えました。
ハリポタでの、ヴォルデモートのペットとしての邪悪な蛇のイメージとは全く違ったので驚き、いつ悪いキャラになってしまったのだろう?というか、人間の女性だったのならヴォルデモートと恋人関係にあったのか?と色々疑問が沸いてきました。
今回は、ナギニとヴォルデモートの関係や出会いについて調べていきたいと思います!
ヴォルデモートってだれ?
ご存知の通り、ハリーポッターシリーズで登場する「例のあの人」ですね。
トム・M・リドル…後に「ヴォルデモート卿』と名乗り、史上もっとも強力かつ危険な闇の魔法使いとされる人物です。
出生は半純血の魔法使いであり、幼少期を孤児院ですごします。
その後ホグワーツに入学し、魔法学を学びます。
在学中にホラス・スクラボーン教授から分霊箱の可能性について聞き出します。
そして実際に7つ、8つの分霊箱を完成させるのでした。
その後、死喰い人たちや他種族を率いて第一次魔法戦争を勃発させ、闇の帝王として猛威を奮っていきます。
その傍にはいつも大蛇がおり、ヴォルデモートは「ナギニ」と呼んでいます。
その呼び方はなんとなく優しいように感じられました。
ナギニってだれ
ハリポタシリーズ「大蛇のナギニ」
蛇語を操るヴォルデモート卿の傍に必ずいた大蛇がナギニです。
女性の名前だったんですね(笑)。
ナギニの役割は色々とありました。
ヴォルデモート卿の指示に従い、アーサー・ウィーズリーを襲ったり、セブルス・スネイプを殺したり、敵となる魔法使いたちをその牙にかけてきました。
また、バチルダ・バグショットに扮してハリーたちを待ち伏せしたりもしていましたね。
一方では身体を失ったヴォルデモート卿が力を蓄えるまでの間、その存在を保つための薬の材料ともなっていました。
そして、大切な分霊箱の役割も持っていました。
分霊箱であり、自分の命のかけらであったため大切だったのか、それとも「ナギニ」という女性(蛇)の存在自体が大切だったのか…ホグワーツ城での決戦時も、最後まで安全な場所へ隠していましたね。
ファンダビシリーズ「人間のナギニ」
ファンダビに登場するナギニは「マレディクタス」と呼ばれる者です。
「マレディクタス」は「血の呪い」を持つ者であり、動物の姿に代わることができます。
しかし最終的に永遠に動物の体に囚われたままとなる呪いをもつのです。
ファンダビの中で、サーカス団のパフォーマーとして登場する美女がナギニです。
映画を見たときは、まさか大蛇になるだなんて思ってもいませんでしたので、とても驚きました。
その出生はわかりませんが、1927年までにインドネシアのジャングルにて捕獲され、サーカス団へ流れてきたようです。
ファンダビに置ける、ナギニとクリーデンスとの関係
ファンダビでは、サーカス団の中でナギニとクリーデンスは出会い、その関係を深めているようでした。
クリーデンスはナギニがいつまでも見世物にされていることを、良きと思っていなかったようですね。
一緒にサーカス団を抜け出すことを計画し、クリーデンスと脱出するためにパフォーマンス中に団長に牙を向けました。
そして、クリーデンスがパリで母親と思われる人と会うための行動に付き添っていきます。
一見恋人のようにも見えますが、甘いシーンはそれほどなく、仲間意識のほうが強いかもしれませんね。
ヴォルデモートとナギニの関係
出会い
ヴォルデモート卿とナギニの出会いはまだ明らかにされていません。
ヴォルデモート卿は1926年12月31日に生まれていますので、その後なんらかの形で出会ったんですね…。
今後展開されるファンタビの話の中で、もしかしたらその出会いも明らかになっていくのかもしれませんね。
ナギニの動きに注目して、楽しみたいと思います。
二人の関係
ヴォルデモート卿の側にはいつもナギニの存在がありました。
それはナギニが分霊箱として、ヴォルデモート卿の魂を分けたなくてはならない存在だからでしょうか。
その役目だけではなく、二人だけの強い絆のようなものがありそうですね。
ダンブルドアは「ヴォルデモートが何かを好きになることがあるとすれば、それはナギニである」と語っていたそうです。
デスイーターや他種族を率いていたヴォルデモート卿ですが、心から信頼していた、好意を持っていた者はいたのでしょうか。
自分に忠誠を誓わせたデスイーターでさえ、必要時にはいとも簡単に切り捨てていました。
そんな様子から、信頼や好意を持った相手はきっといなかったのだろうな…と思います。
しかし、ナギニだけはその存在を最後まで守ろうとしたように思えます。
いつも側に置き、本当に危険な場所からは隠していた様子から、ナギニはヴォルデモート卿の好きなものと言う立場にあったのだと思われます。
また「ハリーポッター映画大全集」と言う本の中に、「炎のゴブレット」で衰弱したヴォルデモートがナギニのエキスを吸い取る様子を描いたコンセプトアートがあるそうです。
ご覧になったことはありますか。
その様子は、赤ちゃんが母親の母乳を吸う姿にも見えました。
ナギニのエキスを吸い取る事によって、ヴォルデモート卿は力を取り戻していきます。
この様子を見ると、ナギニは子供の成長に欠かせない存在、まるで母親のような立場にいるように感じられました。
明確な親子関係とは記されていませんが、年齢的なものを考えると20歳くらい離れていそうなので、親と子供のような関係があったのかもしれないと思いました。
まとめ
ヴォルデモートとナギニの関係は、魂の持ち主とそのかけらが納められた分霊箱であり、力を与えてくれる親子のような深い関係と言えるかと思います。