ハリー・ポッターシリーズに登場するネビル・ロングボトムとはハリーの同期で、グリフィンドールの生徒として知られた生徒です。
純潔魔法族として生まれたネビルですが、「賢者の石」から「死の秘宝」まで登場し活躍を見せたので、その存在は大きかったです。
ハリーを引き立てる脇役的な存在として重要な役だったと私は感じました。
しかし、ネビルが幼かった頃に両親が磔の呪文を掛けられてしまいました。
一体なぜネビルの両親が磔の呪文を掛けられてしまったのか、その理由と掛けた相手とはどんな人物だったのかを詳しく紹介します。
なぜネビルの両親は磔の呪文を掛けられたのか
5作品目(不死鳥の騎士団)でハリーがロンの父親の見舞いに行った時、偶然ネビルの両親が入院している姿を見ていました。
ネビルの両親の父フランク・ロングボトムと母アリス・ロングボトムは、元々不死鳥の騎士団の創立メンバーだったのです。
しかし、ネビルが生まれて1歳の時に両親は4人のデスイーター達に襲われてしまうのです。
4人のデスイーターはヴォルデモートが行方不明となりネビルの両親に、ヴォルデモートの行方について聞くが、この時2人は知らなかったようです。
それでも、デスイーター達はネビルの両親が嘘をついていると思って、正気を失うまでネビルの両親に死ぬより辛い磔の呪文を掛け続けたのです。
それでも2人は口を割ろうとせず、フランクとアリスは心神喪失状態になってしまいました。
その結果2人は聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院することになったのです。
息子のネビルと義母のオーガスタがお見舞いにきてもアリスは2人のことが分からないくらい酷い状態になったようです。
物心つく前から両親を心神喪失状態にされてしまったネビルはとても悲しみに包まれた事でしょう。
磔の呪文を掛けた相手とは
ここでネビルの両親を磔の呪文で拷問した相手について話していきます。
それは、ベラトリックス・レストレンジやバーテミウス・クラウチ・ジュニアらに掛けられたようです。
その他2人は、ベラトリックスの夫、ロドルファス・レストレンジと弟、ラバスタン・レストレンジもネビルの両親に磔の呪文で拷問しています。
磔の呪文とは禁じられた呪文として死ぬより辛い苦しみを相手に与えるものです。
そんな呪文を長く掛けられたしまったら誰でも精神がおかしくなってしまうでしょう。
その後、ベラトリックス・レストレンジとバーテミウス・クラウチ・ジュニアはネビルの両親を拷問した罪でアズカバンにおくられることになりました。
なんとも悲惨な事件です。
ベラトリックス・レストレンジとは
ネビルの両親を磔の呪文で拷問したうちの1人であるベラトリックス・レストレンジとはどんな人物なのか紹介します。
ベラトリックスの旧姓は「ブラック」でブラック家の長女として生まれました。
下には妹が2人いて、そのうちの1人はドラコ・マルフォイの母親のナルシッサ・マルフォイなのです。
マルフォイの母とベラトリックスは実の姉妹であることがわかりますね。
そんなベラトリックスはホグワーツに入学し、スリザリンの寮に入りました。
そこで、同じスリザリンの寮に入っていたロドルファス・レストレンジと結婚したのです。
ベラトリックスがホグワーツを卒業した後、夫であるロドルファスと共にデスイーターのメンバーに入りヴォルデモートの下で活動するようになりました。
彼女はヴォルデモートに忠誠を誓い最も忠実なしもべの1人となりました。
そして、ネビルの両親を拷問した罪でアズカバンに入り脱走するまで15年間牢獄に入ることになったのです。
脱走してから再びデスイーターに加わり、活動を開始します。
5作品目の「不死鳥の騎士団」では従弟であるシリウス・ブラックを死の呪いで殺害し、7作品目の「死の秘宝」でも屋敷しもべのドビーをナイフで殺害しています。
そして第二次魔法戦争で、ロンの妹であるジニーに死の呪いを放ち外れますが、それを見て逆上した母モリー・ウィーズリーに敗れ、命を落としました。
彼女はとても気性が荒く暴行的な性格なので、とても恐ろしく感じます。
まとめ
ネビルの両親は不死鳥の騎士団創立者として活動していました。
ある日、デスイーターであるベラトリックス・レストレンジやバーテミウス・クラウチ・ジュニアらに磔の呪文で拷問されていたようです。
デスイーターたちはネビルの両親が嘘をついていると思って何回も磔の呪文を使って口を割らそうとしたようです。
その結果2人は心神喪失状態になり息子であるネビルの事を思い出せないくらい酷い状態になりました。
その罪でベラトリックスらはアズカバンにおくられることになり脱走するまで15年間牢獄で過ごすことになりました。
脱走後はデスイーターとして活動を再開し、従弟であるシリウスやドビーを殺害したようです。
そして第二次魔法戦争でロンの母親のモリー・ウィーズリーに敗れ命を落としました。