こんばんは、シーです!
ファンタビシリーズを観ていて気になったことが!
ファンタビには、1作目2作目に共通して、ジェイコブ・コワルスキーという魔法を使えない人間が登場するのですが、作品中では彼のことを「マグル」ではなく「ノーマジ」と呼ぶのですよね。
1作目を観た直後は、ハリポタの世界とファンタビの世界の色々に混乱して、「ノーマジ」のことにまで気が回らなかったのですが、2作目も観て、自分の中でいくらか整理がついたので、「ノーマジ」について今一度考えてみようと思います。
ということで今回は「ノーマジ」と「マグル」について書いていきます!
ノーマジ・マグルについて
ノーマジは、魔法族でない両親の元に生まれ、魔力を持たないヒトのことです。
英語では、No-Majと書きます。
語源は、No majic(ノー・マジック)です。
ハリーポッターの世界での「マグル(英語:Muggle)」と全く同じ意味です。
Muggleの語源は、調べましたが分かりませんでしたm(__)m
ではなぜ、1つの意味に対して2つの言葉があるのか。
それは国の違いです。
ファンタビ:ノーマジ:アメリカ
ハリポタ:マグル:イギリス
ということで、国が違うと言葉も違うということでした。
ちなみに、ファンタビのニュート・スキャマンダーはイギリス人ですが、用事があってニューヨークに滞在した際に、ジェイコブ・コワルスキーやティナ、クイニーと出会います。
なので、ジェイコブのことをティナが「ノーマジ」と呼んだ時、ニュートはその言葉を理解できませんでした。
ティナが「ノーマジ。ノーマジックのことよ。」と説明すると、ニュートは、「あぁ、僕らの国ではマグルと呼ぶよ。」と答えています。
ちなみに、ファンタビとハリポタでは時代も違って、
ファンタビでニュートとジェイコブ・コワルスキーが出会うのは1926年、ハリー、ロン、ハーマイオニーがホグワーツに入学するのは1991年です。
純血・混血・マグル
魔法使い/魔女には、何種類かあります。
純血
魔法使いと魔女の両親から生まれた魔法族(※)
(例)
- ロン・ウィーズリー
- ドラコ・マルフォイ
- ネビル・ロングボトム
(※)もっと厳密に言うと、初代以降、純血の魔法族のみで続いてきた家系の魔法族の夫婦の間に生まれた魔法族のことを純血と呼ぶそうです。
「純血一族一覧」という本にイギリスの魔法族の純血の名家(聖28一族)のリストが載っているようです。(このリストは匿名で作成されたそう。)
聖28一族の中には、ウィーズリー家、マルフォイ家、ロングボトム家の他に、ブラック家、レストレンジ家、アボット家、オリバンダー家、シャックルボルト家、スラグホーン家などがあります。(どこかで聞いた苗字ばかりですね^^)
半純血
2パターンあります。
- 純血の魔法族とマグル生まれの魔法族の間に生まれた魔法族
- 純血の魔法族と(魔力を持たない)マグルの間に生まれた魔法族
(例)
- ハリー・ポッター、ニンファドーラ・トンクス
- セブルス・スネイプ、ヴォルデモート
マグル生まれ(蔑称:穢れた血)
非魔法族の両親の元に生まれた魔法族(突然変異)
(例)
- ハーマイオニー・グレンジャー
- リリー・ポッター(ハリーの母)
マグル/ノーマジ
魔力を持たないヒト
(例)
- ダドリー・ダーズリー(ハリーのいとこ)
- ペチュニア・ダーズリー(ハリーの母リリーの姉)
- ハーマイオニー・グレンジャーの両親
- ジェイコブ・コワルスキー
スクイブ
魔法使いや魔女を親に持つが、魔法を使えない人物
(例)
アーガス・フィルチ
マグルのことを「穢れた血」と呼んで蔑む魔法族(マルフォイ家など)もいれば、マグルに敬意を持つ魔法族(ロンの父・アーサーウィーズリーなど)もいます。
逆に、マグル・ノーマジが魔法族を迫害することもあったようです。
人間が集まるとそういう争いは付き物なのですね