ハリー・ポッターシリーズに続き映画化された作品「ファンタスティック・ビースト」。
今回はそのファンタビの物語においてカギとなる「オブスキュラス」と、「スクイブ」について
- オブスキュラスとは?
- スクイブって何?
- 実はこの人スクイブだったの?!
この3つに分けて書いていこうと思います。
オブスキュラスとは?
ファンタビにおいてカギとなるのが「オブスキュラス」です。
オブスキュラスとは簡単に説明すると、
魔法を使える子供が極度のストレスをため込むと、自分の意思とは関係なく発生させてしまう「闇の力」のことです。
また、オブスキュラスを宿した子どもは10歳以上生きることはできないとされています。
実際の形としては、黒い煙のようなものという印象を受けました。
ファンタビ1作目となる「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」では、クリーデンス・ベアボーン(反魔法族のノーマジ組織「新セーレム救世軍」指揮者のメアリー・ルー・ベアボーンの養子として引き取られた少年)と、ニュートがスーダンで出会った少女が、オブスキュラスを宿した子どもとして登場しています。
ニュートがスーダンで出会った少女に関しては、映像として登場していませんが、ニュートの話の中で出てきます。
ではなぜ、この二人の子どもはオブスキュラスを宿してしまったのでしょうか?
まずクリーデンスから説明します!
クリーデンスには、両親がいなかったため養子として、反魔法族のノーマジ組織「新セーレム救世軍」指揮者のメアリー・ルー・ベアボーンのもとに引き取られます。
しかし、義母となったメアリー・ルーから虐待を受けてしまうのです。
ベルトを鞭のように使いクリーデンスを痛めつけるメアリー・ルー…。
親としても大人としても最低ですよね。
映像としては、実際に痛めつけられているシーンはそこまでリアルに映っていませんでしたが、とても心が痛みました…。
また、クリーデンスは魔法を使えるのですが、自分が今いる場所が反魔法族のノーマジ組織「新セーレム救世軍」指揮者のもとであったために、魔法を使えず、無理やり力を抑えつけていました。
虐待による恐怖と苦痛、そして力を抑えることによる極度のストレスから、オブスキュラスを宿してしまったのです。
オブスキュラスを宿した子どもは10歳以上生きられないと説明しましたが、クリーデンスに関しては異例で、青年になった現在でも生きています。
次にニュートがスーダンで出会った少女について説明します。
ニュートがスーダンで出会った少女は、魔力を示してしまったがために、村の人々から迫害を受けていました。
迫害による恐怖や苦痛がストレスとなりオブスキュラスを宿す結果となってしまいました。
この少女はオブスキュラスを宿したことにより、8歳という年齢で亡くなってしまいます。
あまりにも短すぎる人生ですよね…。
おそらく二人は、虐待や迫害の恐怖や苦痛が次第に憎悪へと変わってしまったのではないかと思います。
虐待や迫害、そしてオブスキュラスという存在は、私たち人間の暗い部分を映しているようで、とても考えさせられますよね。
スクイブって何?
スクイブとは簡単に説明すると、両親または父親か母親のどちらかが魔法族であっても、魔法を使えない人のことです。
つまり、スクイブは「両親ともにマグルから生まれた魔法族」の逆バージョンといったところでしょうか。
魔法族生まれのマグルである「スクイブ」と呼ばれる人々は、比較的珍しく、純血に固執する魔法使いや魔女などの一部からは軽蔑されています。
実はこの人スクイブだったの?!
1人目:アーガス・フィルチ
- ホグワーツ魔法魔術学校の管理人
- 飼い猫の名前はミセス・ノリス
フィルチは、ハリー・ポッターシリーズに登場する人物で、脇役ですがなくてはならない存在ですよね(笑)
いつもホグワーツの校内をミセス・ノリスと共に歩き回り、校則違反の生徒を探している姿がとても印象に残っています。
確かに、フィルチが魔法を使ったところを見たことがありませんよね!
実はスクイブだった!ということなのです。
2人目:アラベラ・フィッグ
アラベラ・フィッグはダーズリー家の隣に住む女性です。
彼女もまた、ハリー・ポッターシリーズの登場人物で、「不死鳥の騎士団」で登場します。
アラベラ・フィッグは、ダンブルドアの命令でマグルの世界にいるハリーを見守る役割を担っていました。
ハリーとハリーのいとこであるダドリーがディメンターに襲われた時は、2人をダーズリー家まで連れて行き、また魔法省によるハリーへの尋問の際には、ハリーが正当防衛として魔法を使ったことを証明する証人として、ハリーを助けていました。
ハリーはたくさんの人たちから助けられていたのが改めてわかりますね。
今後のファンタビもとても気になりますが、久ぶりにハリー・ポッターシリーズを1から見るのもいいかもしれませんね!!