この時、ダンブルドアが惹かれたという、相手は明かされませんでした。
そして「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」でその相手がわかります。
彼らの関係はとても強いものだった。情熱的で、恋愛関係にあったの
引用:ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生BD特典J.K.ローリング
ということで、二人の関係を探ってみました!
目次
ダンブルドアとグリンデルバルドの出会い
ダンブルドア
1899年にホグワーツを卒業したダンブルドアは、友人と伝統の卒業世界旅行に行く予定でした。
しかし、出発の前日に母・ケンドラが妹・アリアナの、魔力の暴発によって死亡するということが起こりました。
そしてダンブルドアは家長となったのです。
ゴドリックの谷に戻ったダンブルドアは、死の秘宝を探しに来ていたグリンデルバルドと出会うのでした。
グリンデルバルド
ダームストラング校から退学処分を受けたグリンデルバルドは、透明マントを最初に所有したといわれる魔法使いが、埋葬されているゴドリックの谷に行き着きます。
グリンデルバルドの大おばにして、著名な魔法史学者バチルダ・バグショットが住んでいて、彼に住むところを提供したのです。
グリンデルバルドがゴドリックの谷で、ダンブルドアと知り合い友人となったのは、1899年の夏のことでした。
ダンブルドアとグリンデルバルドの血の誓い
まず、❝血の誓い❞とは、魔法使い同士が約束を交わす時に、お互いの血を混ぜ合わせて、誓うことから❝血の誓い❞と言うようです。
ダンブルドアとグリンデルバルドの❝血の誓い❞の内容は、お互いに絶対に戦わない、という内容でした。
そんな❝血の誓い❞の内容ですから、二人が友人以上の間柄であったのがわかります。
伝説になった、二人の決闘が行われる1945年より少し前に、誓いの証である魔法アイテムのペンダントが、壊されるまで❝血の誓い❞は破られることがありませんでした。
血の誓いが交わされるまで
ダンブルドアは、グリンデルバルドの陽気で才能に溢れ、野心家でもあるところに自分との共通点を見つけて、惹かれていきます。
さらに、グリンデルバルドの魔法によるマグルに対しての優越という考えに魅了されるのです。
それに、グリンデルバルドについていけば、嫌な田舎での暮らしから逃げ出すためのチャンスであると考えていました。
友人以上に思い合っていた二人は、お互いを相手にした時は戦う事はしない、と❝血の誓い❞を交わすのでした。
【ゲラート・グリンデルバルド】ダームストラング校中退。美形にして天才。ホグワーツの天才ダンブルドアと死の秘宝の研究を進めるが決別。後にダンと決闘の末投獄。ダンブルドアの想い人(公式) #ハリーポッターに詳しくない人向け推しメン紹介 pic.twitter.com/UbjK3BKkbW
— act (@hkract) 2014年7月21日
左がダンブルドアで、右がグリンデルバルドです。
出典:Warner Bros. Japan
❝血の誓い❞をする二人、のグリンデルバルドです。
二人の決別から血の誓いが破られるまで
ダンブルドアの弟アバーフォースが二人の計画(革命のために旅に出る)に気付き、妹を連れてグリンデルバルドとの計画を実行することはできない、と言いました。
それに怒ったグリンデルバルドは、アバーフォースに禁じられた呪文である❝磔の呪文❞をかけたのです。
さすがにダンブルドアは、これを許せずグリンデルバルドに杖を向けたのでした。
激しい戦いがが3人の間で繰り広げられるなか、アリアナは止めようとして飛び込んできます。
しかしアリアナは、不安定な力のために3人の戦いを止めることができず、誰かの放った魔法に当たって死んでしまいます。
誰の魔法がアリアナを殺したかはわかりませんでしたが、前科のあるグリンデルバルドはダンブルドアを残してすぐさま逃亡したのです。
それから、十数年の時が流れます。
ダンブルドアは、教師としてホグワーツにいました。
一方、グリンデルバルドは闇の魔法使いとなって、革命の準備をしていました。
魔法省はダンブルドアに、グリンデルバルドと対決するよう依頼しましたが、ダンブルドアは拒みました。
その後、ダンブルドアはニュートによって、グリンデルバルドとの❝血の誓❞いのペンダントを手に入れることになったのです。
このペンダントを壊すことによって、グリンデルバルドと戦うことができるようになりました。
ダンブルドアの想いとグリンデルバルドの最期
ダンブルドアとグリンデルバルドは、すぐに戦う事はありませんでした。
それはグリンデルバルドとの戦いを恐れていたからでした。
でもそれは戦いに勝てないからではなく、誰がアリアナを殺したか知っているのではないか、と考えたためだったのです。
ですが1945年、グリンデルバルドの悪行を無視することはできなくなり、グリンデルバルドと戦います。
後に魔法使いによる最も伝説的な決闘と言われる戦いをしたのです。
ダンブルドアは勝利して、グリンデルバルドをヌルメンガードの最上階に幽閉されて残りの生涯をここで過ごすことになりました。
そしてまた時は流れ、グリンデルバルドはヴォルデモートに❝死の呪文❞で殺されるのでした。
考察・まとめ
二人にとって悲劇的な流れだと、思いました。
才能を活かすことができない二人が出会い、思想を語り合って意気投合して、さらに愛し合うようになり、妨害が入って決別してしまいます。
そして最終的には、お互い戦うわけですが、この時の二人はどう思っていたのでしょうか?
また、二人は❝血の誓い❞を交わすほどの仲でしたが、ここで不思議に思ったのは❝血の誓い❞を❝いつ❞交わしたのか、です。
二人が決別する原因となった、3人での戦い…そう、戦うのですよ。
❝お互いを相手には戦わない❞という内容のはずなのですが…
この辺りが気になりますよね!
二人の視点でもう一度『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』を観てはいかがでしょうか。